ワードプレスのテンプレートでJINを使用している当ブログですが、自力で高速化の対策を試してもサイトの表示速度が早くならず悩んでいました。
そこで今回思い切って専門家の方にサイトの高速化をお願いしました!
その時にJINを高速化するために必要なことをお聞きすることができました。
今回は表示速度を早めるためにやった8つの対策を紹介していきます。
高速化前のトップページの読み込みサイズと表示速度は以下の通りです。
- 読み込みサイズ:6.2MB
- 読み込み速度:2.1秒
トップページは表示に2秒もかかっています。
(画像の多い個別記事では平均4秒。遅い…!!)
JINマニュアルの高速化方法を試していてもこの速度です。
それが依頼後このように改善しました。
- 読み込みサイズ:1.0MB
→5.2MBダウン - 読み込み速度:1.46秒
→0.64秒アップ
計測に使用したツール:Pingdom Website Speed Test
どうしても外したくないプラグインがあり、JINで出せる最速スピードではありません!
けれど体感でもわかるほど早くなり、ストレスがなくなりました。
今回はこんな点を変更しました。
- JIN高速化で必要だと言われているプラグインを総入れ替え。
- ブロガーのほとんどがトップページに入れているアレを削除。
現在JINをお使いの方でネットの情報だけでは早くならないと感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ワードプレスの開設方法は、noteの目次から「◆ワードプレスの開設方法」をご覧下さい。
JINの高速化する前に理解しておくこと
ワードプレスの高速化の測定方法には、スコアを計測するものと速度を計測するものがあります。
一般的にはスコアで計測する方法が多く世の中に出回っていますが、正確にはスコアとサイトスピードは必ず比例するものではありません。
サイトの高速化を目指す場合は、スコアではなくサイトスピードを計りましょう。
速度の計測は当サイトの計測でも使用した Pingdom Website Speed Test を使用してください。
【JIN高速化】読み込み速度1.5秒未満まで改善させた8つの対策
今回は、JINマニュアルの高速化方法を全て試した状態からの高速化作業です。
JINで推奨されているプラグインがわからない方はJINマニュアルのプラグイン記事と高速化方法の記事をご覧ください。
- 不要なテーマを削除する
- 不要なプラグインを削除する
- 高速化有料プラグインを導入
- Googleフォントを使用しない
- 50〜80%画像最適化できるプラグインを導入
- テーマとプラグインは常時更新
- ツイッターウィジェットを削除
- Jetpackの余計な機能は外す
上記8つの内容を変更していきました。それぞれ詳しく説明していきます。
1. 不要なテーマを削除する
JIN以外のテーマがワードプレス内に残っていませんか?
その不要なテーマがサイトを重くしている原因になることがあります。
使っていない不要なテーマは全て削除しましょう。
◼️削除したテーマ
- TwentySixteen
- TwentySeventeen
JINに不具合があった時用と思い、適当なテーマを入れていたのですがそれが高速化にはよくなかったようです。
これらを削除してJINだけ残るようにしました。
2. 不要なプラグインを削除する
JINを高速化するには不要なプラグインを削除しなければいけません。
JINに導入する時にほとんどの方がJIN MANUALを見ながらプラグインを導入するのではないでしょうか?
しかしそのプラグインでは不十分でした。
しばらく使用している間にサイトが重くなってしまったんです。
プラグインは少なければ少ないといいのですが、私は20個以上入れていました。
高速化前のプラグインはJINで便利に使えるプラグインまとめでも紹介しています。
6つの高速化プラグイン削除
JIN高速化を目指す為に、以下の6つの高速化プラグインを削除しました。
- Autoptimize
- BJ lazy load
- Compress JPEG & PNG images
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
- WP Super Cache
- WP-Optimize
そしてこれらの高速化プラグインの代わりをたった1つで果たしてくれる有料プラグインを導入しました。
次でそのプラグインを紹介していきます。
3. 高速化に最適な有料プラグインを導入する
導入した高速化専用の有料プラグイン
WP Rocket
有料プラグインを導入したことによってプラグインが減り、サイトの速度も早くなりました。
JINの高速化を実現するために6つの高速化プラグインを入れていましたが、その代わりを1つで果してくれる優秀なプラグインです。
1サイト$49と有料なので、余裕がある方は導入してみてください。
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不要なプラグインを削除・有料プラグイン導入後の変化
作業前:平均4.3秒
↓
作業後:2秒前後
4. Googleフォントを使用しない
Googleフォントの読み込みサイズは2.3MBもあり、速度に影響を与えます。
以前標準フォントにしていたのですが、Googleフォントが可愛くて元に戻していました。
フォントくらい大丈夫だろうと思っていましたが、かなり高速化の邪魔をしていたようです…
高速化を目指すなら、標準フォントを使いましょう!
標準フォントに変更後のサイズ変化
作業前:6.1MB
↓
作業後:3.8MB
5. 50〜80%画像最適化できるものを導入する
画像の最適化プラグインとしてJINユーザーならEWWW Image Optimizerプラグインを入れている方が多いのではないでしょうか。
しかしこの無料版のEWWW Image Optimizerプラグインは画像の5%〜20%の改善しかできません。
私もこのプラグインを使用しながら、別のツールで圧縮してからワードプレス内にアップロードしていました。
その時間をなくす為にも、別の最適化プラグインに変更しました。
新たに導入したプラグイン
ShortPixel Image Optimaizer
(画像を50〜80%改善)
毎月無料で100枚の画像を圧縮・最適化することができます。
私のブログの中には画像が3111枚。今回は専門家の方のライセンスでまとめて最適化していただきました。
このプラグインを導入したことによって、画像をWordPress内にアップロードする前の圧縮作業の必要がなくなりました。
画像最適化プラグイン入れ替え後の変化
作業前:3.8MB
↓
作業後:2.4MB
6. テーマとプラグインの更新は常に行う
テーマとプラグインの更新を常に行うことは、高速化というよりセキュリティの問題です。
私はテーマとプラグインの更新をほったらかしにしていました。
ワードプレスを運営する上でテーマとプラグインの更新は必須。
せっかく収益を出すサイトもハッキングされたり、コンテンツ追加されたり、
最悪アドセンスが停止するということもあります。
ワードプレスを開く度に更新表示がないか確認しましょう!
実はワードプレスは意外と脆弱性(ぜいじゃくせい)が高いです。
ウイルスに侵されたり、乗っ取られてしまうこともあります。
自分で守れない場合には、ワードプレスの保守管理代行をお願いすることもできます。
ワードプレスの保守管理代行ならこちらがおすすめです。スキルシェア
7. ツイッターウィジェットを使用しない
ブロガーでトップページにTwitterウィジェットを入れている方は結構いるのではないでしょうか?
Twitterウィジェットは実はとても容量が必要なものなんです。
Twitterのスプリクトや画像等も読み込まないといけないため、余計な読み込み時間がかかってしまいます。
当ブログもトップページにTwitterウィジェットを入れていましたが、それを外しバナーリンクに変更しました!
8. Jetpackの余計な機能は外す
Jetpackの余計な機能は外すのがベターです。必要なのは解析機能のみ。
私自身ブログの解析機能以外は外しているものと思っていました。
しかし以下の4つの機能を外せていませんでした。
- ウィジェット表示管理
- ショートコードの埋め込み
- メール投稿
- 追加サイドバーウィジェット
私のように機能を外し忘れている方もいると思うので、Jetpackの機能も今一度確認してみてください。
テーマプラグイン更新・Twitterウィジェット削除・Jetpackの余計な機能削除後の変化
作業前サイズ:2.4MB
↓
作業後サイズ:1MB前後
作業後速度:1.46秒前後
トップページだけではなく、読み込み速度平均4秒だった個別記事も、1.5秒未満まで改善しました♪
JIN高速化の為に外した方がいい2つのプラグイン
外すとさらに早くなると言われたプラグインが2つありました。
それが以下の2つのプラグインです。
- broken link checker:リンク切れをチェックするプラグイン
- pz-linkcard:外部リンクをリンクカードにするプラグイン
broken link checkerはズボラな私にとっては欠かせないプラグインです。
無料でアフィリエイトリンクのリンク切れを見つけてくれます。
便利で外したくないプラグインの1つでした。
自分でリンク切れをチェックできるという方は外しても大丈夫です。
pz-linkcardも外部リンクのデザインを気にする私にとっては欠かせないプラグインです。
JINの内部リンクカードと、外部リンクカードのデザインを同じにすることができます。
外部リンクをリンクカードではなく、文字リンクでもいいという方は削除しても大丈夫ですよ。
この2つのプラグインを外すことでもっと速度をあげることができるようです。
JIN高速化のために最終的に残ったプラグイン
プラグインを総入れ替えしスッキリしたと思いましたが、残ったプラグインは20個でした。
意外と多かったです。
JINの高速化で最終的に残ったプラグインは以下になります。
便利プラグイン
- AddQuicktag
- Advanced Ads
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
- BackWPup
- Broken Link Checker
- Classic Editor
- TinyMCE Advanced
- Contact Form 7
- Google XML Sitemaps
- Jetpack by WordPress.com
- Post Types Order
- PS Auto Sitemap
- Pz-LinkCard
- Rinker
- Search Regex
- Show Article Map
- Table of Contents Plus
高速化プラグイン
- Flying Pages
- ShortPixel Image Optimizer
- WP Rocket
今回は主にトップページに不必要なものやプラグインの入れ替えメインで行いました。
(※サーバー上の設定も最速になっています。サーバーの設定はJINマニュアルをご覧ください。)
自分でJIN高速化ができないと感じたら専門家にお願いしよう!
今回私は思い切って専門家の方にお願いしました。
人それぞれ入れているプラグインも違えばトップページのレイアウトも違います。
私と同じ作業で同じ速度を実現できない可能性もあります。
自分で高速化できない時は専門家の方にお願いするといいでしょう!
今回高速化をお願いした専門家の方は
スキルシェアさんです。
JINテーマで高速化しているんだけど(複数のサイト)自分史上最速と思われる速度が出たw
速度:0.09秒(93ミリ秒)
サーバーはエックスサーバー pic.twitter.com/bwgEwbIxwd— スキルシェア⚡WordPress高速化してます (@skillsharejp) July 4, 2019
JINでの高速化で驚異的な数字を出している方です。
リプライからのご縁で高速化をお願いすることになったのですが、高速化の依頼をいつでも受け付けているそうです!
- 基本料金:1サイト3万円
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ワードプレス高速化の相場と比べるとかなり良心的な値段でやってくださいます。
Twitterや記事で宣伝すると割引対象にもなりますよ!
金額・作業内容・高速化作業の流れなど詳しくはブログに書かれています。
私のブログも高速化事例としてブログに紹介されています。
気になる方はスキルシェアさんのブログお問い合わせより連絡をしてみてください。
高速化についての質問は私の方でも受け付けています。ささいな力にはなれますのでぜひご相談ください。
TwitterのDMよりお待ちしております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。